問 68 物理的環境因子の生体影響に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはど
れか。
a 高地に住む人々は、低地に住む人々より赤血球数が多い。
b 高温環境では、熱産生と熱放散が共に増加する。
c 潜水病は、高圧からの急速な減圧によって起こる。
d 骨に重力がかからない状態が続くと、骨密度が上がる。
1(a、b)2(a、c)3(a、d)
4(b、c)5(b、d)6(c、d)
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解答 2
a○ 高地では大気が希薄となりそれに伴って酸素量も減量する。従って高地にすめ人手はこの少なくなった酸素を効率良く取り込むために赤血球の数が増加している。
b× 高温環境では、生体の熱の産生が抑えられる一方で熱の放散が盛んになる。熱の放散がうまく行かないと、体温が上昇して熱中症がおこる。
c○ 潜水病は減圧症のことであり、高圧下での作業終了後急速に常圧に戻る場合に発病する。
d× 骨に圧力がかからないと、骨密度が減少する。