問 70 たん白質消化酵素に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a ペプシン、トリプシン、キモトリプシンは、いずれも
それらの前駆体が分泌され、活性体に変わる。
b ペプシン、トリプシン、キモトリプシンは、いずれも
エキソペプチダーゼの一種である。
c ペプシンの至適pHは弱アルカリ性領域にあり、トリ
プシン、キモトリプシンの至適pHは酸性領域にある。
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解答
a○ タンパク質の消化酵素であるペプシン、トリプシン、キモトリプシンはいずれもチモーゲンである。
b× これらはタンパク質中のペプチド結合を切断するエンドぺプチターゼである。
c× ペプシンは胃で作用し至適pHは酸性である。トリプシン、キモトリプシンは十二指腸で作用するので至適pHは弱アルカリ性である。