問 78 飲食物の放射能汚染の測定にあたって、留意すべき点に関する次の記述の正誤

について、正しい組合せはどれか。

a α線は、同一エネルギーのβ線やγ線より飛程

が大きいので、相対的に離れた位置からの検出が可

能である。

b ある放射性核種の半減期を7日とすると、21日

後の放射能は最初の1/6である。

c 100カウントの放射能計数値の標準偏差は10カ

ウントである。

d γ線スペクトロメーターによって、γ線放出核種

の放射能とエネルギーの測定が可能である。

_

解答

a× 物質透過性は、α<β<γである。α線は、ヘリウム原子であるので重たい。

b× 21日は半減期の3倍であるので、(1/2)3=1/8である。

c○ √100=10

d○ その通り。