Virtual Screening (VS)とは?

大量の低分子化合物(薬になる可能性のあるもの)をドッキング手法を介してスクリーニングし、薬物となる候補を抽出すること。

ドッキングとは、高分子の受容体に対する低分子の親和性を分子間自由エネルギーの計算などで判定する方法のことです。
近年、疾病の発現に直接又は間接的に関与する生体高分子の三次元構造が続々と解明されてきています。
また、それら高分子化合物を阻害して薬物となりうる低分子化合物を数多く蓄積したフリーのデータベースも公表されはじめました。
そのためVSというような方法新しい薬物の探索が可能となりました。

AutoDock VinaにはすでにVSがありますが、マニュアルにはLinuxのコマンドしか載っておらず、また結果の評価も難しい。
そこで、われわれはWindowsでかつ結果の評価がしやすいoutputファイルができるようにした。


outoput 例 



このようなファイルができているので、全てコピーして、Excelなどに貼り付ければ降順や昇順、表やグラフの作成などがしやすい。

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