問 149 薬物依存性及び耐性に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a フェノバルビタールナトリウムは、身体依存と精神依存を起こし、又、薬剤

耐性も起こす。

b 塩酸モルヒネは、精神依存性と身体依存性のいずれも極めて強いが、耐性は

出現しにくい。

c 塩酸コカインや塩酸メタンフェタミンは、精神依存性は強いが、身体依存性

はほとんど起こさない。薬剤耐性は速やかに現れる。

d アルコールは、精神・身体依存性があり、耐性も現れる。

e ニコチンは、精神依存性は弱いが、身体依存性は強い。耐性は現れにくい。

1(a、b)2(a、d)3(b、c)4(c、e)5(d、e)

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解答

a○ フェノバルビタールは、精神依存・身体依存・耐性を示す。

b× モルヒネは精神依存・身体依存・耐性ともに最強である。

c× コカインは、精神依存のみ示す。メタンフェタミンは、精神依存・耐性を示す。

d○ アルコールは、精神依存・身体依存・耐性を示す。

e× ニコチンは、精神依存・身体依存・耐性を示す。