問 175 製剤のコーティングに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれ

か。

a 結晶セルロースは錠剤のフィルムコーティング剤

として繁用されている。

b 吸湿性の錠剤のシュガーコーティングでは、はじ

めに防水膜を被覆してから糖衣層を形成させる。

c ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート

は胃内で溶解しやすい被膜剤として使用される。

d フィルムコーティングには、水系と非水系の二種

類のコーティングの方法がある。

 

解答

a× 結晶セルロースは、賦形剤・結合剤・崩壊剤である。

b○

c× ヒドロキシメチルセルロースフタレートは酸に不溶性で、弱酸性で良く溶解することから腸溶性コーティングである。

d○