問 184 標本のばらつき及び統計学的比較に関する次の記述の正誤について、正しい

組合せはどれか。

a 標準誤差は個々の標本のばらつきの程度を表

す。

b 標本の母集団がどのような分布をとっていて

も、それから抽出された標本の平均値の分布は

標本数が多くなれば正規分布に近づく。

c 対応のない2群間の平均値の差の検定には、

等分散性の有無にかかわらず、Studentのt-

検定が用いられる。

d 間隔尺度データである2変量間の関連の程度を評価する指標として相関係数

が用いられ、0〜1の数値を示す。

e 3群以上の平均値の差の検定では、分散分析を用いて、まず各群の標本が同

じ母集団から抽出されたものか否かを判定する。

 

解答

a× 標準誤差は、平均値のばらつきを示す。

b○

c× Studentのt-検定は2郡の分散が等しいことが条件である。

d× 相関係数は-1から+1の間である。

e○_