問 187 次の病態に関する記述と処方から考えられる疾患名はどれか。
患者の消化管壁には全層にわたる炎症性の変化があり、深い潰瘍が認められ
る。原因は不明であるがアレルギーとの関係が疑われている。症状としては長期
にわたり臍(ヘそ)周位の痛みと間欠熱、下痢、嘔吐などがあり、体重減少、貧
血が現れる。潰瘍性の病変は口から肛門までの消化管のあらゆる部位に起こり、
消化管以外(特に皮膚)にも見られることがある。初期の病変はべーチェット病
(症侯群)との艦別が困難である。
処方 プレドニゾロン錠(5mg)6錠、1日1回朝食後服用
メサラジン(5-アミノサリチル酸)錠(250mg)12錠、1日3回
食後服用
1 ダンピング症侯群
2 クローン病
3 サルコイドーシス
4 シェーグレン症候群
5 潰瘍性大腸炎
6 全身性エリテマトーデス
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解答 2