問 231 狭心症と診断された患者(男60歳)に対して、次の処方がなされた。服薬指
導に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
処方1)ニフェジピン(5mg) 3カブセルニコランジル(5mg) 3錠
1日3回 毎食後服用 14日分
2)硝酸イソソルビド徐放錠(20mg) 2錠1日2回 朝・タ食後服用 14日分
3)ニトログリセリン貼付剤(25mg) 1枚1日1回 朝貼付 14日分
4)ニトログリセリン錠(0.3mg) 1錠頓服 10回分
a 硝酸イソソルビド徐放錠は、かまずに服用する。
b 飲酒によって血管拡張薬の作用が増強され、血圧低下を起こすことがある。
c ニトログリセリン貼付剤は、毎回同じ場所に貼付することが望ましい。
d ニトログリセリン錠は常に携帯し、狭心症発作時に舌下で使用する。
解答
a○
b○ アルコールには、血管拡張作用がある。
c× 皮膚刺激を避けるために毎日貼付部位をかえることが望ましい。
d○
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