ホールピペットの使用法

- ホールピペットを精製水でよく洗い、十分水を切った後、外側に付着している水をろ紙でふき取る。
- ピペットの先端を試料溶液中に深く入れ、ピペットの1/3程度吸い上げる。
- その溶液で内壁を洗い排出する。(共ゆすぎ)
- この操作を数回繰り返し行う。
- 次に標線の上2cm位まで溶液を吸い上げ、吸い口を人差し指で軽く押さえる。

- 液面のメニスカスの下端部を標線に合わせ、吸い口をしっかり押さえる。
- この時、ピペットの先端に液滴が残った場合は、ろ紙で吸い取る。
- ピペットの先端を容器の内壁につけて、溶液を排出する。
- ピペットの吸い口を人差し指で押さえ、ピペットの球部を別の手で軽く握って内部の空気を膨張させて、先端にたまった液を押し出す。
- それでもなお少量の液が残るが、この残液については、考慮して目盛りをつけてあるので、無視すること。

