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Q & A Q:ジクロフェナックナトリウムのオイドラギットL30D-55によって、どのような機構で徐放化されるのかが分からなくなってしまいました。 A::粒子からの薬物溶出速度は、厚さhの膜の内側の濃度Ci、外側の濃度 Co から、(Ci-Co)/h に比例します。Ci を小さくしてやれば溶出速度が下がり、効率よく徐放化ができます。内側に酸性高分子の層を作ってやれば、酸性薬物であるジクロフェナックの溶解度は下がり、Ci を下げることができます。 Q:ジクロフェナックの腸溶性膜は徐放膜の内側なのに対して、ハルナール粒子では外側なのはなぜですか。 A:ハルナールの腸溶性膜は、通常の腸溶性コーティングと同じで、粒子は腸に行ってから薬物を放出します。顆粒剤は、L-ケフレックスなどのように腸溶性にするだけで持効性にできますが、腸に行ってすぐに溶けないで、さらに長時間にわたって徐放化することによって、1日1回投与製剤とすることができます。 |
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