第36回

シクロデキストリンシンポジウム

The 36th CyclodextrinSymposium, Japan

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第36回シクロデキストリンシンポジウム開催にあたって

委員長挨拶
このたび2019年9月12日(木)・13日(金)の両日に第36回シクロデキストリンシンポジウムを神戸学院大学にて開催する運びとなりました。
本シンポジウムは、田伏岩夫先生主催のシクロデキストリン勉強会をルーツとし、シクロデキストリン関連の研究・開発における情報交換の場として年1回開催され、今回で36回の歴史を重ねることになります。薬学、農学、理学、工学といった幅広い学術分野と、大学、民間、公共団体の枠を超えた組織横断的な研究者や教育者が集い、職種・地位・年齢・学問領域を問わず、アットホームな雰囲気の中で情報交換、切磋琢磨できることは本シンポジウムの大切な伝統であり、活発な産研学官連携は最大の特徴といえます。
兵庫県内での開催としては、西宮での12回および23回大会に継ぎ、本大会は14年ぶり三度目となり、神戸では初めての開催となります。会場となる神戸学院大学ポートアイランドキャンパスは、人工島ポートアイランド(愛称:ポーアイ)の入口に位置し、潮風を感じながら気分転換のちょっとした散策ができる敷地に建設された新しいキャンパスです。建物の外壁は赤レンガに統一され明治や大正の趣があり、海に面したキャンパスの西側エリアは神戸市のウォーターフロント構想に組み込まれ、大変美しく整備されています。神戸三宮駅からは、およそ3.5キロの距離で、電車(ポートライナー)および路線バスで接続されており、いずれも高頻度で運行されています。
六甲の山なみを背後に海原に面する細長い神戸の街は、古くは神功皇后伝説を有し、150年前には神戸港の開港により世界と結ぶ玄関口として、西洋文化流入のさきがけとなり、伝統文化と西洋文化が交じり会う独特な国際港都として発展してきました。五色塚古墳、生田神社、有馬温泉、六甲山などに代表される長い歴史、豊かな伝統文化および美しい自然を有しながらも、街並みや食文化には異国情緒が漂い、街の至ることろに洒落た雰囲気があふれています。神戸は隣接する大阪とは新快速で20分、京都とは1時間弱で接続される街ながら、これらの二大都市とは異彩を放つ気風、風土を感じることができるのではないでしょうか。
第36回大会では、特別講演、各種受賞講演、口頭発表・ポスター発表、企業展示等を計画しており、年号が変わる年の本大会がシクロデキストリン研究・開発のグレードアップのきっかけとなるよう実行委員一同準備を進めております。多くの皆様にご参加頂き活発なご議論・ご討論を、あわせて晩夏と初秋の風が感じられる神戸の街をご堪能頂ければ嬉しく思います。
それでは、神戸にて皆様のご参加をお待ちしております。
実行委員長 袁 徳其
神戸学院大学薬学部
実行委員会
委員長
袁德其(神戸学院大学)
委員
石田善行(シクロケムバイオ)
上梶友記子(シクロケムバイオ)
大谷亨(神戸大学)
木田敏之(大阪大学)
寺岡麗子(姫路独協大学)
冨永達朗(神戸学院大学)
福留誠(神戸学院大学)
古根隆広(シクロケムバイオ)
事務局
神戸学院大学薬学部分子薬学部門内
事務局所在地
〒650-8586兵庫県神戸市中央区港島1-1-3
事務局E-mail
cd36@pharm.kobegakuin.ac.jp
事務局Tel
078-974-1551(ex.73373)
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